ウルトラライトな週末

やな先輩

2008年11月17日 22:54

ここ近年アウトドア界で注目されているウルトラライトバックパッキングという思想。
極力無駄な荷物は避け、必要な道具を吟味していく事によって重量を軽くし、
自然と密接した、体にも自然にも優しいハイキングが出来ると言う思想。

彼らは水、食料、燃料省いた重量(ベースウェイトと言う)が4kg程度。
今でもテント泊と言うと20kg近い装備の方が居る事からも彼らの装備が
如何に軽いかは分かってもらえるだろう。

ご存知の無い方はびっくりするかも知れんが、
その手のお店では売り場に量りが置いてあるお店も少なく無い。

かと言って僕は、そこまでストイックに成りきる事は出来ず、
専らお気軽ライトウェイト山行。
そんな僕が唯一ウルトラライトな思想でいる道具。

それは時計とカメラだ。

この2つは山歩きをしない人にとっても、今や必携道具の一つと言えるだろう。
軽量のモノを選んでも合わせて200g程になるかとは思われる。
ところがだ、携帯電話でコレらを兼ねてしまえばどうだろう。
一気に200gもの軽量化に成功だ。
(もちろん買えない言い訳です。写真がショボイ理由は正にココにある訳です。)

前置きはその辺にして
今週末、僕は正にウルトラライトな真っただ中に居たと言えるだろう。

土曜日、友人に誘われたワイナリーの収穫祭に行って来た。
家を出て数十分後、(時計とカメラを兼ねた)携帯を忘れた事に気づく。
つまり何を意味するか?写真が撮れないのは勿論の事、
にっちもさっちも集合場所が分からないのである(アホ)。

当日に電話で聞けば良いと思って幹線道路の曲がるポイントしか聞いていない。
おまけに現金を下ろすのを忘れた事にも気づき(つくづく)、
コンビニでおろそうとするも時間が早くおろせない。
まぁなんとかなるだろと先へと急ぐ。

どうにか曲がるポイントを見付け適当に行ったり来たりするも当然分からない。
僕は昔からコンナ感じの性格なので、
予定時刻に現れない→携帯に電話するも出ない→寝坊だろと先へ行かれる。
間違いなくこのパターンだ。なんとしても定刻通りにたどり着きたい。

必死の形相で次から次へと歩行者を探し(朝の8時前の田舎、歩行者は少ない)
次から次へと訪ねまくりどうにか5人目位にして大雑把な地域を教えて頂く事ができ、
なんとかたどり着く事が出来た。定刻を少し過ぎた頃。

そうして友人の車に乗り込み、別の友人達をピックアップ。
時間のおしているにも関わらず、ATMにて現金をおろさせてもらい目的地到着。
2時間程車に揺られ着いたのは栃木県足利市にあるココファームワイナリー

今回は珍しく隊とは全く関係ない大人数パーティ。総勢9名。

こんな感じの山道を抜けると

斜面に立つワイン畑。気持ち良い〜。
レジャーシートを引いて取れ立てのワインをガブガブ呑んで行きます。

ライブあり、上手い出店ありと言う事なし。ホントに楽しい。

そして友人達はその楽しい風景をパシャパシャ切り取って行きます。
GR1にライカにIXYにチェキ。く〜俺だって携帯があればっ、て違うか(笑)。
良いなぁデジカメ。。

この写真は心優しい友人(このブログも見てくれている)がブログで使ったら?と
送ってくれました。ありがとう。だから今回は写真が綺麗。

その後は新婚の友人宅の新居へお邪魔する事に。同い年で家持ち。尊敬します。
僕も移動式の家なら二個持ってるんだけど。

そしてその後、新居祝いを買おうとしていて持って来るのを忘れた事に気づく。
『・・・。』

身を以てウルトラライトのストイックさを実感した週末でした。あーお山に行きたい。

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