なんとか4時に起床。どうやら昨日の雨も止んでくれた模様。
ビショビショのテントを拭いたりしながら合間に朝食。
濡れたテントをカタスのはホントに億劫である。
おまけに雨を吸い込んだテントは重くなりやがる。
手間取るからと早めに起きたのは正解であった。起きてから出発まで
3時間近く掛かってしまった。てな訳で至仏山へ向け7時登山開始。
山の鼻分岐には既に多くのハイカー。勿論大半は湿原目的のハイカーである。
人ごみをかき分け登山道へ。朝もやの中、樹林帯を歩く。
噂通りの急坂で結構キツい。
後ろから凄まじいペースの老夫婦。
山道では抜かす事はあっても抜かされる事はほぼ無い。
ところがこの老夫婦。ほんとハエぇの。後から山頂に着いた時には
既に居なかったから多分コースタイムの半分位で登ってんじゃぁないかしらん。
その後、岩で滑りまくりの鎖場等を過ぎコースタイム1時間短縮の
9時、至仏山2,228m登頂。あいにくのガスだが30分程ゆっくりするとガスも晴れた。
美しい雲海。小1時間ゆっくりして下山。
下る途中、昨日歩いた湿原や一昨日登った燧ヶ岳が見える。
あぁ下に降りたらこの山行も終わりだなと思うとなんだか淋しくなり
一歩一歩大切に歩く。ってのはウソで、ホントは3日歩きっぱなしで中々足が前に出ない。
はは。
下山の途中にもこんな美しい景色。
ほんと尾瀬は綺麗な所です。
11時半鳩待峠到着。これにて今回の山行終了。まずは1にも2にも祝杯だろう。
鮎の塩焼きにお新香で祝杯。そらビールもデカクなるわな。
聞けば鮎のお刺身も出来るらしい。
これは自称美食家を語っている以上食サヌ訳にはいくまい。
とても脂がのっていて美味である。脂ののり具合は以前食べた穴子の刺身にも匹敵する。
3日間予定通りのコースを歩けた自分へのご褒美。
その後は、バスを乗り継ぎJR沼田駅まで出て地元民に近場の銭湯を教えてもらい
汗を流して再び祝杯。そのままビールを持ち込み、電車で帰路につく。7時帰宅。
長く、美しく、時折侘しかった楽しい山行であった。
尾瀬はとても綺麗な所です。お薦めは沼周辺。次はアヤメ平にも行ってみたい。
でもなにより次行くなら同行者(異性のね)を見付けたいです。
ODあたりに置いてないかしらん?見た目が良くて、そこそこ軽いの(笑)。
追記:購入したてのエア280はとても快適でした。
この時期の尾瀬(幕営地は1500m付近)には最適だった様に思います。
チャックや縫製も手持ちの630よりシッカリしてる様な気がします。
あまり寒い所に行かないのであればスリーシーズン用シュラフとしては
秀逸な逸品では無いかと、素人のボクは思います。
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