雨引トレイル

やな先輩

2008年11月03日 01:05

不安の残る山行ではあった。直前にテント場に電話すると今年の営業は既に
終了との事。おまけにココ最近は熊の目撃が多発しているらしい。
kimatsuさんの記事を読み縮み上がっていた僕は直ぐさま熊鈴を買いに走った。

そうなのだ。本来なら今日から志賀高原にある野反湖周辺へソロテン泊の予定であった。
パッキングも済んだ土曜の明け方。友の悲報を聞いた。親しくしていた友人だった。

人の命とは実に儚いモノである。死ぬ時は死ぬのである。過去には戻れない。
だから僕は思うんだ。毎日毎日大切に生きようって。そして友の分まで
美しい景色を見に行こうって。

今日は過去にも登った事のある雨引山へ走りに行って来ました。前述の事情から
あまり家から離れる訳にも行かず最も近い山を目指しました。

先ずは御岳山を目指し雨引山を越え雨引観音で折り返す往復約9キロのコース。


前に来た時はテン泊のトレーニングで来たので必要以上の荷物で歩いたのだけれど
このコースは走るのには非常に向いてるコースだ。のっけから気持ちの良いトレイル。


15分程して御岳山頂上付近休憩場。眼下に広がる我が市内。


その後も一向に気持ちの良いトレイル。実に走り易い。


1時間程して雨引山頂上。左に加波山、右に筑波山を従えた絶景。


しばし休憩した後、折り返し地点の雨引観音を目指します。

30分後雨引観音到着。
どうやら七五三かなんかの日の良い日らしく境内には溢れんばかりのファミリー。
みな一様にスーツだの、着物だの、おめかしさんである。あちこちで行われる記念写真。
ザックからハイドレーションのぶら下がったタイツ着用のモノなど私以外にはおらん。
完全に場違いの様だ。しばしのアウェー感を味わい帰路へ。

雨引山頂に戻るとなんと当ブログも見てくれている会社の同僚の方に偶然会った。
山で知り合いに合うのはなんともはや不思議なモノである。しばし歓談した後下山。

実に走り易くて良いコースであった。今回のザックも勿論アイソ。
今回は無駄なモン入れてったのでなかなかパッキングが上手くいった。

ウエストベルトのメッシュポケットは実に便利です。サイドポケットも。
日帰りなら両方のポケットだけで充分行けます。

追記;先週オーダーした荷物が海を越えた様だ。大したモンじゃないが
週末には皆さんにご紹介出来るかな。

関連記事