まだまだお休みな僕は年末年始の毒を体外へ放出すべく益子へ歩き初めに
訪れました。前回行けなかった足尾山から入り御岳山まで行き時間を見て
雨巻山まで行くかどうかといったトコロ。
前回は全くハイカーと出会う事はありませんでしたが今日は登山口に何台か
車が止まっているので誰かしらはお山に入っているのでしょう。
少々遅くなってしまいましたが13時ハイク開始。まずは足尾山を目指す。
やや縦走路からそれる清滝。水流は乏しい事この上無いですが迫力は結構あります。
(もちろん携帯カメラでは伝わりません)
足尾山頂付近の気持ちの良い尾根。落ち葉のトレイル。
ややトレイルからそれた場所に気持ちの良さそうなビバーク適地。しめしめ。
足尾山到着。
御岳山へ向かう途中鎖場あり。無くても登れますが両手使わないと登れない感じ。
御岳山到着。
時間に若干の余裕があるので雨巻山を目指す。
途中でウエストポッケが片方開きッぱなのに気づく。
おやおや入れといた筈のペツルのヘッドランプが見当たりませんよ。
『・・・』
おそらく携帯兼時計兼カメラをドコゾかで取り出した時に閉め忘れたのだろう。
ここまでの下り&平坦地はほぼ走り。いつ落としていてもおかしく無い筈だ。
引き返すべきか?雨巻山頂まではおよそ40分といったトコロ。
雨巻山から下山口までは別の短縮ルートを通るつもりだったので引き返すのは
非常に億劫だ。見付かるかどうかもわからんし、時間的にもそのルートだと
下山が暗くなる可能性がある。
『ペツルさん今までどうもありがとう。佐渡に尾瀬に屋久島。いろんな場所に2人っきり
で行ったよね。きっと君のいた事は忘れません。でも僕はきっと帰るなり新しい彼女探し
の旅に出るだろう。ごめんなさい。きっと僕はそういうヤツなんだ。』
雨巻山頂を目指します。そして到着。
ソコから三分の展望台。加波山と筑波山と傷心中の僕。
で下山。の筈でした。
どうしてこう男と言う生き物は終わった恋を引きずって行く生き物なのでしょう。
当初の下山ルートの倍の時間のかかる、今まで登って来たコースを戻ります。
もたもたしてると日が暮れるので足早に且つ地面に神経を集中させて歩いたり走ったり
ラジ(止めときます)。
途中で対向のオジサンに遭遇。これは有力情報を得られるかもしれん。
僕『すいません。こんな感じの娘見かけませんでしたか?はぐれてしまったんです。』
オジ『おー随分先やけど倒れとったでー。オジサン心配やから木に掛けといたったわ。』
僕『ホンマですか!!ありがとうございます。』
オジ『でも一人、対向のハイカーとすれ違ってるからどうかなぁ残ってると良いけど。』
僕『あっこんな方ですよね。僕もすれ違いました。』
で詳しい場所を聞いて先へと急ぐ。これでようやく地面を気にせず歩ける。
目に付く場所に掛けておいたという事なのでそのハイカーが失敬していなければ確実に
見付かるだろう。待ってろよー今迎えに行ったるからなぁー!
でその場に到着。
『あれっ?ねえや。』
さーて次はドコのヘッドランプ買おうかなー。