表丹沢NUL記最終章

やな先輩

2009年01月26日 01:21

こんばんちわ。

では。
写真を撮っている余裕がなかったので駄文のみですが、あしからず。

1月17日 夜。

タラフク飲んだ後やっとのことテントに潜り込みモソモソとシュラフの中に入る。
キャラバンのマットが既にエア抜けしてペチャンコになっている。。。

今回は(も!)モンベル U.L.S.S.ダウンハガー#3を使用するわけだが、標高600M
とはいえマの冬、つまり真冬であるためこの日のために用意した
see to summit リアクターを初投入してみる。
その実力はというと(+8°という先入観からか)何とも言いがたいものがある。

まず、酒を大量に摂取して体が既に温かいことと、記憶がうやむやなこと。
シュラフの中に入れて使っているのでどこからがリアクターの力なのか測りにくい。
テストするには暖か過ぎる夜だったこと。
などがあげられる。
もちろんグッスリ眠ることは出来たのでそれなりに効果はあるのだろう。

たっぷり7時間以上睡眠をとり、起床。

テントから出るとtoriさんが既に起きていて、さっそくブログをupしたという。
ブログのネタは「やな先輩、外で寝る」

弟ながら、彼の今後が心配である。


皆さんに挨拶をしていよいよ大倉高原山の家から直接県民の森の駐車場まで行く。
地図を見てコンパスのドタマを目と鼻の先にあるだろう駐車場へとロックオン。

登山道ではない、道というか斜面は土がやわらか過ぎてまともに歩けたもんぢゃない。
意気揚々とお別れしてきた手前、すぐに引き返せるわけもなく道なき斜面を下っていくと
林道に出た。。

2号「これ、西山林道ぢゃね?」

3号「地図を見てみよう」

山と高原地図しか持っていない私たちに心優しきkimatsuさんが1:25000地図を与えてくれていたのだ。
西山林道と言われればそうだし、そんなに歩いたか?と言えば違うようなきもする。。。
読図の勉強をせねば。

地図と睨めっこしていると、どこからともなく足音が聞こえてくる。


ガサ、コソ、ガサガサ。


どうやら、先方は我が隊には気づかずにコチラへ向かってきているようだ。
ちょうどカーブとなっていてここからは先方を確認することはできないが
足音から察するに二足歩行ですぐそこまで来ている。


ガサ、ガサガサ。


「ほーー!!!こんにちわーー!!人間様ですかーー??」
熊鈴を激しく振ってみる。


ガサ、コソ、ガサコソ!


なんなんだよ、チクショウ。
返事をしない所を見ると、人間様ではないようだしシカのそれとはだいぶ違う足音のようだ。
地図を見ると足音のする方へ進んだ方が近そうだが、先方が返事をしない以上、かち合うのは
目に見えている。それもそこの角を曲がればすぐにでも。

とにかく来た道を途中までもどり、地形の安定した所でまた斜面を下っていく。
このまま行けばおそらく川にぶつかって、それを渡ればすぐそこが駐車場のはずだった。

ところが、川の目の前までやってくると10m程崖になっていてとてもじゃないが
川岸に降りれそうにない。。トラバースしながら降りれそうな場所を探すが
地図を見る限りだいぶ先まで行かないと降りれそうにない。

結局また斜面を登り返し、やっとのことで西山林道にたどり着き、その後はそのまま
林道を歩いて駐車場へと到着。


そこからは3号リサーチ済みのzundo-barなるラーメン屋で麺をすすって
趣きのある七沢温泉の風呂に入って帰ることに。

途中三鷹でtoriさん、いのうえさん、HIRObさんと再会しペチャクチャと
土屋さんとお話をして帰路についた。

次回はもう少し雪のあるところを歩いてみたい。

しかし、あの足音は一体なんだったんだろうか。。


おやすみなさい。

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