雲ノ平周遊ハイクその1

やな先輩

2009年09月29日 00:05

シルバーウィークとやらの話しです。

本来なら昨年から予定していた大雪山系の縦走に出向く予定だったのですが、既に
てっぺんは雪で真っ白と聞いたので、軟弱ハイカー極まりない僕は予定を変更し
北アルプス最奥地にして日本最後の秘境と知られる雲ノ平へソロで行って参りました。

嫌な予感のしたあなた、正解です。また下んない長話の始まりですぞ。


19日(土)
前橋駅出発2330(日本中央バス)→富山駅到着0505
富山駅出発0610(富山地鉄バス)→折立登山口到着0810

今回の高速バスは広々としていてグッスリとは行かないまでもなんとか睡眠の様な
ものを摂る事が出来た。ソコから先登山口の折立までは富山地鉄のバスに乗り換えて
行くのだがこの時期上下とも一本しか運行していない上予約が必要。代金3400円なり。

登山口に着くと、嬉しい事に先に着いていたmt_hanterさんが待ち構えていてくれた。
そうなのだ。今回の雲ノ平山行。なぜか偶然にもご同輩が数名。と言っても特に予定を
合わせた訳じゃ無しに行程もみんな別々。偶の然に集まって来たという訳なのだ。

0815折立口よりハイクアップ。ハイク開始から予想以上の大混雑に閉口するも
ソーリーソーリーと先を急ぐ。今日の目的地は雲ノ平キャンプ場。CT11時間の長丁場。
おまけに昼食は太郎平小屋deカレーと決めていたので混雑を避ける為にも太郎平小屋
まではペースを上げて歩く。

紅葉も幾分始まっていて気持ちが良い。振り返れば有峰湖。



1010太郎平小屋着。急いだ甲斐あってCT5時間のトコ約3時間短縮。
コレならこの先はのんびり歩いても暗くなる前にはテン場に着く事が出来るだろう。
カレーの順番もこの通り。



薬師沢出合までは雰囲気の良いトレイル。そこから先は喘ぐ程の直登。
で坂を越えるといよいよ雲ノ平。<ご存知無い方コチラをどうぞ。>





1510キャンプ場到着。現在山荘は建て替えのため休業中。キャンプ場のみの営業
となっております。1人500円。水場トイレ完備。



写真で見ると空いてる様に見えますが今年一番の混雑だった模様。緩いカールの中に
あり、岩でゴロゴロしてるか草ボーボーなので平らな場所を探すのが一苦労。

しばらくして新穂高より、前日入山組のtori-birdさんとwander-zさん到着。



2人ともありえないザックの小ささ。3泊なのに16Lって。。

◆◆

今回のみんなの幕。

左自宅BDワンショット。中hanterさんSMDゲートウッド&豊君GOLITEトリグ。
右wanderさん同じくゲートウッドとtoriさんのMSRハバHP。




夕暮れ時。吸い込まれる様に綺麗なグラデーション。


雲1つない快晴は満点の星空も見せてくれる。初めて見る天の川。スゲー。

◆◆◆

夕食時。駄菓子にスープのみと言う貧食の僕を気遣って、豊君があれよこれよと
分けてくれる。四次元ポケットの様になんでも出て来る豊君のビニ袋。そのウチ
米俵でも出て来そうな勢いだ。多謝。

20時位就寝。ちなみに今回の寝具は以下の様。

スリーピングマット:サーマレスト プロライトS
スリーピングバッグ:ISUKA エア280

インサレーショントップ:フェザーフレンズ ヘリオスフーディ
インサレーションボトム:インテグラルデザイン PLQパンツ

外気は0℃近かったのだろうか。前日組に寄ると昨日程では無いとの事だったが
放射冷却からか冷える夜だった。ダウンシューズは持って来なかったので足先が
特に寒い。毎晩交換出来る程靴下を持って来てる訳でも無いのでこんな感じで
防いでみた。



結露はしたが幾分寒さは防げた様だ。

その2へ続きます>
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