2230チーバにて2号ピック。スーパーにて食材を買い出してから都心を出たのは確か2300頃。
0200西沢渓谷着。先に着いていた皆とサクッと呑んで車中泊。
0830ハイクアップ。麓に雪はまるで無い。左2号。中わたし。右オナベマン。
分岐を越えたあたりからチラホラ雪が出てきたのでクランポン装着。足回りはこんな感じ。シューズはInov-8 Roclite390。冬靴として今回導入。サイズは1.5インチアップ。インソールにSUPER feet REDhot。ソックスはフラッドラッシュスキンメッシュソックスの上にPatagonia Midweight Hiking Crew Socks。そしてシューズの上にCrescentmoon Bootiesを被せて、ゲイターはRab Doromite Gaiter 。クランポンはKathoola KTS Steel。
次第に雪も増えてくる。
行動中の気温は平均して-12℃位か?レイヤリングは計算どおり機能していて不快は無い。ただしグローブを除いては。末尾に記すが今回所持したものではやや役不足だった様だ。小屋の手前の樹林帯の切れる箇所では、風が強くて小指がモゲルかと思った。
1530甲武信小屋着。寒くて写真を撮る余裕が無い。フカフカの深雪を踏み均してテントを建てる。濡れたグローブ、靴下を交換して象足を纏う。足回りを袋に入れてシュラフにぶち込む。
夜食は皆で持ち寄った食材を基に関西出身のHirobくんの手解きによって粕鍋。うめぇ!!
就寝時は-20℃位まで冷えた。オナベマンは外で寝ると言う。大丈夫なのだろうかこの人は?星になってしまいやしないだろうか?気が案ぜられたがほっといて寝ることにした。
0730起床。寒くて眠れないほどではなかったが決して暖かくは無かった。親指がとにかく冷たくて、まるで誰かにずっと爪の部分を押されてる様だった。
トイレに行こうと外に出ると突然目眩が襲ってきた。少し横になってアミノ酸を摂ったら幾分治まってきたのだが、急に外気に触れたためだろうか?心配だったオナベマンは星になることも無く、すでに山頂に向かっていると言う。その鉄人ぶりたるやさすが我らが英雄オナベマン。
1130われら兄弟も時遅くして甲武信ヶ岳2,475m登頂。
木賊山のまき道は今回一番の深雪。先行のトレースが無ければ膝下のラッセルが強いられる。
1600無事下山。帰りはみんなで笛吹きの湯に入って解散。
初の冬季テント泊。-20℃という今まで経験した事のない環境だったが、好条件のもとであれば自分の装備でもこの辺までは対応出来ることが分かった。足回りに関しては概ね満足。ただ濡れたまま袋に入れてしまったので翌朝まで凍ってしまっていた。グローブについては完全に見直しが必要。寒さもそうだがインナーグローブでマジックテープを弄ってしまったのでフラッドラッシュはすでに穴が開いた。補修して使っていたBDのウールウェイトは完全に崩壊した。さてさてグローブの物色を始めるとしよう。
◆行動中のレイヤリング
上半身
ベース:ファイントラックフラッドラッシュスキンメッシュ半袖
ミドルその1:モンベルジオライン(LW)
ミドルその2:Patagonia R1 Hoody
アウター:Montura Explore Jacket
下半身
ベース:モンベルジオライン(LW)
アウター:ファイントラックストームゴージュ
手回り
ベース:ファイントラックフラッドラッシュスキンメッシュグローブ
ミドル:Black Diamond Wool Weight
アウター:Outdoor Designs Fitzroy Inferno Gloves(ときおり)
◆◆就寝時レイヤリング
上半身
ベース:ファイントラックフラッドラッシュスキンメッシュ半袖
ミドルその1:モンベルジオライン(LW)
ミドルその2:Patagonia Capilene3 Crew
ミドルその3:Patagonia R1 Hoody
インサレ:Feathered Friends Hooded Helios
下半身
ベース:モンベルジオライン(LW)
ミドル:Patagonia Capilene3 Bottom
インサレ:INTEGRAL DESIGN PLQ Pants
手回り
マジックマウンテン・テリーウールグラブ
足回り
Possumdown Outdoor Socks
Rocky GORE-TEX Socks
マジックマウンテン・エレファントット
◆◆◆幕&寝具
幕
Black Diamond Oneshot
寝具
AMK Heatsheets Blanket
Therm A Rest RIDGE REST R
Therm A Rest ProLite S
イスカエア630
イスカゴアテックスシュラフカバー ウルトラライト
<みなさまお疲れ様でした!>