谷川岳馬蹄形縦走6/12-13

やな先輩

2010年06月15日 00:00

梅雨入り直前の週末、独り谷川の山中を歩いて来た。アップダウン激しく、終止ブヨの大群に纏わりつかれたが、それでもおつりのくるほど素晴しいトレイルだった。




6/12 土合口ロープウェー乗り場7:00→天神平7:15→谷川岳山頂9:00→笹平11:00(昼食)→蓬峠13:00→清水峠14:45

当初西黒尾根を歩いて谷川岳まで向かう予定だったが、結局ロープウェーで向かう事にした。1200円なり。土日祝日の始発は7:00。所要時間15分。西黒尾根だと6時から歩いたとしてCT計算でトマの耳着10:00。ロープウェーなら始発で9:30着。金で買えるもんは買っておこう。

天狗の溜まり場付近雪渓あり。登りなのでまだ良いがキックの効かないトレランシューズでは結構ひやひや。ロープあるがストックは欲しい所。


トマノ耳からオキノ耳。


ノゾキから。遭難者の数ではエベレストをも上回る悪名高き一ノ倉沢。


一ノ倉岳から茂倉岳へ。再び雪渓。ココは心配ない。


天上へと伸びるトレイル。


どこをどう切り取っても絵になる光景。ただしカメラの腕は別もの。アイボンだし。






15:00頃本日の宿泊地清水峠到着。避難小屋はすでに埋まっているので近くにテントを張る事にする。馬蹄形縦走1泊コースだとおそらく時計回り、反時計回りどちらで歩いても宿泊地は、ここ清水峠か蓬ヒュッテになるだろう。どちらも収容人数は少なめなのでテントは所持した方がベター。蓬ヒュッテでは営業小屋なのでおビール買えます。600円。残念ながら冷えはイマイチ。

谷川岳とシャン1。


それにしても虫が酷い。常に2,30匹のブヨを纏わりつけて歩いてる感じ。無駄な殺生はあまり好まないのだけどもそうも言ってられない。バチバチやっつけて行く。その一瞬一瞬に小さくはあるが間違いなく儚い1つの命が断たれてる訳で少しおセンチになったりはしないんだけど、おまえらもう少し命ってモン大切にせにゃあかんぞとは思いながらもバチバチやっつけて行く。

案の定、黄色が大好きな奴らは寝床の上でフェスの真っ最中。


旧国道側の水場は雪渓トラバースの先でおまけに雪渓の下。汲みに行く途中かるく3mほど滑落。命がけの水汲み。皆一様に水の手配に難儀している様だった。別の場所にもう一カ所もう少し安全に水の取れる雪渓があった様だが確認はしていないので詳しい場所は分からない。

着いたのが早かったので18時頃酔っ払って寝てしまう。就寝スペックは上下cap3でエア280。快適でした。

◆◆
6/13 清水峠5:30→朝日岳7:30→白毛門9:00→土合橋11:00

朝日に染まる檜倉山、大鳥帽子山(多分)


今回の火器、Sanpo's CF_Stove&自作のウインドスクリーン兼ゴトク。


珍しく早出成功。小屋からの分岐、分かりにくいので注意。

朝日ヶ原。ここも綺麗。水場はやはり雪渓の下。水、汲めなくは無い。


朝日岳から谷川岳。


笠ヶ岳、白毛門はあいにくガスの中。白毛門から先、急な岩場の下り結構辛い。松ノ木沢ノ頭あたりからガス晴れて猛烈に暑くなる。降りたらマッパで沢でも飛び込みてぇなぁと思ったら駐車場手前にお誂え向きの沢発見。

上着と靴だけ脱いでザブリとクールダウン。


11:00下山。

水上温泉ふれあい交流館に入りカフェレストラン亜詞麻で焼きカレー。
温泉は清潔で好感持てましたが、焼きカレーは至って普通の焼きカレーでした。

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谷川岳馬蹄形縦走。当たり前でしょうが激お薦めです。ただし虫予防忘れずに。

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