2008年09月27日
屋久島山行記その3
今日の予定はまず宮之浦岳を目指しつつ膝の様子を見て永田岳。
そして宿泊予定地に向かう途中(こちらも膝と時間の様子を見てだが)黒味岳。
そして石塚小屋宿泊。明日の下山に控える。
昨晩、新高塚小屋にて前日石塚小屋に泊まった若者2人に話しを聞く事が出来たのだが、
前日の宿泊者は彼らの他1組だったようだ。宿の管理人が言っていたお化けと仲良く
なれるよってのもあながち脅しでは無いのかも知れないって気がして来た。
そして気になる花之江河登山道だが、彼らは通っていないのだが、ホントに通る人が
少ないらしく止めといた方が無難とのアドバイスを頂く。
月曜朝4時半起床。外はまだ暗く幸運にも月夜と星空を眺める事が出来た。
コーヒ等飲みつつ随分ゆっくりしてから6時半登山スタート。
昨日の大阪青年は30分程前に発った。彼は今日、淀川口へ下山する予定だ。
1時間程歩いたあたりからすでに昨日にも増して膝に激痛が走る。マジっすか。。
こんなんで今日の道のりを歩けるのか。。またもや騙し騙しスローペースにて歩く。
まさしくスロー人。そして苦労人である。
さらに1時間程経過すると平石に到着。宮之浦岳、翁岩見渡す絶景ビュー。
夜明けのランブラーさんの真似して知らないオジサンに写真取ってもらう。
『すいません僕の後ろ姿撮って下さい』と。さぞ奇妙に思ったろう(笑)。

この辺りからは目もヒンムく程の絶景の中を歩いて行く。眩しい程の緑に、巨岩の数々。
現実の世界とは思えない程、奇妙で美しい。ホントにジブリの世界に紛れ込んだ様だ。

右手に見える永田岳。結局、永田岳は膝がどうにもならんので諦める事にした。

そして9時半。念願の宮之浦岳登頂。いま僕は九州で一番高い場所にいるのだ。

山頂で一緒になった東京在住沖縄出身の方が最高に面白くてしばし話し込む。
普段彼達は山には登らないらしいのだが(ジーパンにレッドウィングと言ういでだち)、
今回は折角の屋久島という事で宮之浦岳の縦走を選んだらしい。だがスーパーにて
買い込む予定の食材を、バスの時間が迫っていたため買う事が出来ず、バス停前に
あったお土産売り場で急遽お土産(かまぼこ)だけ少し買って登ってきたらしいのだ。
おかげでメチャメチャ腹が減ってると言っていた(笑)。
さすがに自分も食材を分ける事は出来ないので、行動食のドライフルーツを差し出したが
あと1日頑張りますとの事だった。早くビーチに降りたいとも言っていた(笑)。
それと山頂にて幸運にも花之江河登山道を登って来た方に話しを聞く事が出来た。
やはり道は結構荒れ迷い易いけど森深くてなかなか良いとの事。
行ってみると良いよとの事だった。そして小屋泊はやはり彼一人だったらしい。
オレも一人になるのかな。
下った宮之浦岳を振り返る。

膝の痛みも幾分和らいで来た。この調子なら黒味岳には登れるかも。
この先もずっと絶景が続く。


途中、投石岩屋にて昼食を取り黒味岳に登る。山頂までの道は今までの中では一番キツい
かもしれない。岩場の連続である。
着いてみると山頂にはぼく一人。大きな岩の上で贅沢なアイポドブレイク及び昼寝。
偶然携帯の電波が入ったので1号と2号に自慢メールをするのも忘れない(笑)。
花之江河に降り、いよいよ小屋を目指す。

小屋までは割と通られてるらしいのでそこまで荒れてるという程では無い。
途中、最後の水場で水補充。小屋まで5分。

15時石塚小屋到着。本日の移動時間8時間半。小屋はブロックの壁で結構不気味。
やはり宿泊者は僕一人(もちろん管理人等いない)。

時間もまだ早いのでウイスキの水割りで読書タイム。(誰かこねぇかなぁ。)
夕暮れが近づいて来たので近くの岩に出て夕焼けを眺め再びアイポドブレイク。

おそらくココから見える山中にこの時間いるのは僕だけだろうと思うと淋しくもあり
贅沢でもある。(しかし翌日、実はもう一人いた事を知る)
日も暮れ夕食を摂って19時位シュラフに潜り込む。
こりゃ怖くて夜中トイレには起きれんな。等と思いつつ、やっぱり悪夢に
うなされながら就寝。明日はバスの時間に間に合う様6時には出発予定。
<そして明日は下山。>
そして宿泊予定地に向かう途中(こちらも膝と時間の様子を見てだが)黒味岳。
そして石塚小屋宿泊。明日の下山に控える。
昨晩、新高塚小屋にて前日石塚小屋に泊まった若者2人に話しを聞く事が出来たのだが、
前日の宿泊者は彼らの他1組だったようだ。宿の管理人が言っていたお化けと仲良く
なれるよってのもあながち脅しでは無いのかも知れないって気がして来た。
そして気になる花之江河登山道だが、彼らは通っていないのだが、ホントに通る人が
少ないらしく止めといた方が無難とのアドバイスを頂く。
月曜朝4時半起床。外はまだ暗く幸運にも月夜と星空を眺める事が出来た。
コーヒ等飲みつつ随分ゆっくりしてから6時半登山スタート。
昨日の大阪青年は30分程前に発った。彼は今日、淀川口へ下山する予定だ。
1時間程歩いたあたりからすでに昨日にも増して膝に激痛が走る。マジっすか。。
こんなんで今日の道のりを歩けるのか。。またもや騙し騙しスローペースにて歩く。
まさしくスロー人。そして苦労人である。
さらに1時間程経過すると平石に到着。宮之浦岳、翁岩見渡す絶景ビュー。
夜明けのランブラーさんの真似して知らないオジサンに写真取ってもらう。
『すいません僕の後ろ姿撮って下さい』と。さぞ奇妙に思ったろう(笑)。

この辺りからは目もヒンムく程の絶景の中を歩いて行く。眩しい程の緑に、巨岩の数々。
現実の世界とは思えない程、奇妙で美しい。ホントにジブリの世界に紛れ込んだ様だ。

右手に見える永田岳。結局、永田岳は膝がどうにもならんので諦める事にした。

そして9時半。念願の宮之浦岳登頂。いま僕は九州で一番高い場所にいるのだ。

山頂で一緒になった東京在住沖縄出身の方が最高に面白くてしばし話し込む。
普段彼達は山には登らないらしいのだが(ジーパンにレッドウィングと言ういでだち)、
今回は折角の屋久島という事で宮之浦岳の縦走を選んだらしい。だがスーパーにて
買い込む予定の食材を、バスの時間が迫っていたため買う事が出来ず、バス停前に
あったお土産売り場で急遽お土産(かまぼこ)だけ少し買って登ってきたらしいのだ。
おかげでメチャメチャ腹が減ってると言っていた(笑)。
さすがに自分も食材を分ける事は出来ないので、行動食のドライフルーツを差し出したが
あと1日頑張りますとの事だった。早くビーチに降りたいとも言っていた(笑)。
それと山頂にて幸運にも花之江河登山道を登って来た方に話しを聞く事が出来た。
やはり道は結構荒れ迷い易いけど森深くてなかなか良いとの事。
行ってみると良いよとの事だった。そして小屋泊はやはり彼一人だったらしい。
オレも一人になるのかな。
下った宮之浦岳を振り返る。

膝の痛みも幾分和らいで来た。この調子なら黒味岳には登れるかも。
この先もずっと絶景が続く。


途中、投石岩屋にて昼食を取り黒味岳に登る。山頂までの道は今までの中では一番キツい
かもしれない。岩場の連続である。
着いてみると山頂にはぼく一人。大きな岩の上で贅沢なアイポドブレイク及び昼寝。
偶然携帯の電波が入ったので1号と2号に自慢メールをするのも忘れない(笑)。
花之江河に降り、いよいよ小屋を目指す。

小屋までは割と通られてるらしいのでそこまで荒れてるという程では無い。
途中、最後の水場で水補充。小屋まで5分。

15時石塚小屋到着。本日の移動時間8時間半。小屋はブロックの壁で結構不気味。
やはり宿泊者は僕一人(もちろん管理人等いない)。

時間もまだ早いのでウイスキの水割りで読書タイム。(誰かこねぇかなぁ。)
夕暮れが近づいて来たので近くの岩に出て夕焼けを眺め再びアイポドブレイク。

おそらくココから見える山中にこの時間いるのは僕だけだろうと思うと淋しくもあり
贅沢でもある。(しかし翌日、実はもう一人いた事を知る)
日も暮れ夕食を摂って19時位シュラフに潜り込む。
こりゃ怖くて夜中トイレには起きれんな。等と思いつつ、やっぱり悪夢に
うなされながら就寝。明日はバスの時間に間に合う様6時には出発予定。
<そして明日は下山。>
hardcoreoze9/17-18
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Posted by やな先輩 at 20:34│Comments(3)
│山行記録
この記事へのコメント
ひざ痛と戦いながらのハードな縦走お疲れさまでした!
苔むした巨木の森、いずこからのオカリナの調べ、開放感爽快感満天の宮の浦岳、独りぼっちの避難小屋の夕べ、味わった感動が存分に伝わって参りました。
それにしてもブルーシートにくるまったギャル男グループとかまぼこで縦走の若者の無事を祈ってやみません。
苔むした巨木の森、いずこからのオカリナの調べ、開放感爽快感満天の宮の浦岳、独りぼっちの避難小屋の夕べ、味わった感動が存分に伝わって参りました。
それにしてもブルーシートにくるまったギャル男グループとかまぼこで縦走の若者の無事を祈ってやみません。
Posted by kimatsu at 2008年09月28日 18:41
はじめまして。
noriと申します。
新高塚小屋ではもしかしてテントがお隣さんだったのでは?と思いコメントしました。
私は小屋側一番端のシェラの水色のテントでした。
疲れとその場の雰囲気に酔ってずーっとまったりボーッと過ごしていて周りの状況をあまり見ていないので違っていたらゴメンなさい。
それにしても新高塚小屋が賑やかだっただけに石塚小屋での寂しさは私にも痛いほどわかりますヨ。
実は私も翌日、白谷小屋でひとりでしたから(笑)
noriと申します。
新高塚小屋ではもしかしてテントがお隣さんだったのでは?と思いコメントしました。
私は小屋側一番端のシェラの水色のテントでした。
疲れとその場の雰囲気に酔ってずーっとまったりボーッと過ごしていて周りの状況をあまり見ていないので違っていたらゴメンなさい。
それにしても新高塚小屋が賑やかだっただけに石塚小屋での寂しさは私にも痛いほどわかりますヨ。
実は私も翌日、白谷小屋でひとりでしたから(笑)
Posted by nori at 2008年09月29日 12:41
>kimatsuさん
楽しかったです。最終日にこれまた強烈な出会いがありました。詳しくは夜にでも。
>noriさん
はじめまして。まさしく隣に張っていたものです。遅くに到着したのでお騒がせしてしまったかもしれませんが。すいませぬ。白谷小屋もお一人でしたか。。石塚小屋もエラク寂しかったです。noriさんの縦走レポも楽しみにしています!
楽しかったです。最終日にこれまた強烈な出会いがありました。詳しくは夜にでも。
>noriさん
はじめまして。まさしく隣に張っていたものです。遅くに到着したのでお騒がせしてしまったかもしれませんが。すいませぬ。白谷小屋もお一人でしたか。。石塚小屋もエラク寂しかったです。noriさんの縦走レポも楽しみにしています!
Posted by やな先輩 at 2008年09月29日 15:29
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