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2009年10月17日

白馬岳〜唐松岳縦走記その1

決定的に何かが違うのだ、私が求めていたものとは。

「何故山に登るのですか?」「そこに山があるから?」
よく人に山登りしているなどと言うと、すぐにこれだ。
何故かと言われれば僕の場合、今更ひと月も前の記事を書こうとしていることからも
察せるように、このだらしない自分にサヨナラを告げ、ブレることのない強い意志を手に入れるためだ。

実は好きな道具を使ってみたいだけというのはヒミツです

だが現実はどうだ。
道中3人(上城山岳隊)でたわいもない話しをしながら、夜にはテントに集まってワイワイと時間を忘れて酔いつぶれる。。。

これでは楽しい事尽くしで何も苦しい事なんてないではないか!!

そうだ、ワテに足らんのは単独行や。
あのいつも拝見している変態じみた皆さんのようにもっと自分を虐め抜くには単独行しかあらへん!
それも今まで行ってきた高尾山や屋久島の単独行とはワケが違うんや。

ということで行ってきました後立山連峰二泊三日ソロ縦走 9/21〜9/23

栂池ヒュッテー白馬岳ー天狗山荘(テント)ー唐松岳頂上小屋(テント)ー八方尾根ー八方池山荘
日程的には後半余裕を見たが、なんと言っても破線コースである不帰ノキレットがある。

9月20日深夜出発
新宿都庁2230〜白馬〜栂池高原0710(さわやか信州号)

途中下山口である八方バス停コインロッカーにて帰りの温泉セットをデポし、栂池高原0700前に到着。
ここから登山口の栂池ヒュッテまではゴンドラとロープウェイを乗継いで一気に標高1850mまで。
目の前に広がる後立山連峰の絶景に、これやこれやーと内から湧いてくる高揚感を抑えきれずゴンドラに同乗していたランドネーゼ3人組に目もくれなかった事は言うまでもない。

確か0745 快晴
白馬岳〜唐松岳縦走記その1
まずは白馬大池山荘を目指す。今回の装備は2泊3日で食料・水込みで8.5kgほど。
とは言え水は白馬大池山荘に着くまでに2カ所水場があるため準備したのは250mlほど残ったペットボトルだけ。

しかしそれらしき水場は見つけられずに天狗原まで来てしまった。
この時点で水の残りは100mlほど。すれ違うハイカーに聞いてみるとこの先も水場は山荘までなしとのこと。
しかたないのでここから先は水を節約してCT03:20のところ02:00ほどかけてで白馬大池山荘に到着。
白馬岳〜唐松岳縦走記その1

池の水がメチャメチャきれい。
いっその事ここでテントを張りたい。。

ここでは軽く朝飯にとバランスアップと山荘で買ったコーラを早くも飲み、水もゲットして1000白馬岳頂上宿舎を目指す。
次の山荘まではCTで04:00ほど、水場もあるので補充はいろはす一本のみ。
ここからは気持ちの良い稜線をトボトボと。
遠くには鋭く尖ったお槍様の姿も。
白馬岳〜唐松岳縦走記その1白馬岳〜唐松岳縦走記その1
1300

途中の白馬岳山頂は中々の賑わいだったので長居せずに頂上宿舎へ。さすがにお腹ペコペコなのでここで昼食タイム。
今回は小屋食も積極的に利用しようと考えていたので持ってきたのは4食分プラス行動食/非常食プラス夜のつまみ。
ここは是非とも小屋食と行きたい所だったのだがメニューが微妙だったのでマジックパスタうにクリーム味とキムチスープを食して少し食休み。

1430

少しのつもりがちょっと休みすぎてしまった。しかしこれも単独行のなせる技。ここから今日のお宿である天狗山荘までは
CTで02:40ほどだが、1600前には着いていたいところ。
本来なら今回の山行には間に合わせたかったが、結局間に合わずにしかたなくメガを背負ってくるハメになった。
事前に三鷹でガイラインは準備しているがそもそもあれだけのテントを張るスペースが残っているのやら・・・


1600頃
なんとか1600には着けたものの既にテン場は埋まり気味。ギリアウト気味な場所を確保して受付を済ます。
ここは展望も期待出来るはずだったのだが必死になって重しの石を探してテントを張り終わる頃にはガスで見えなくなってしまった。
白馬岳〜唐松岳縦走記その1

驚いたのは自分だけだと思っていたポールテント組が一人いたこと。あちらはシャン3の一人使い。
お互いに珍しいっすねーなんて話をした。夜は小屋で食べるつもりだったので早くから食堂でつまみの駄菓子を広げ念願のビールをと頼みに行くと、既に売り切れとの事。。。
ガッカリしてしかたなく白ワインを頼んだがこれが中々どうして美味い。
こういう写真を撮ってこないのだからブロガーとしては失格です。。。
晩飯はカレーを。
もうちょっと手作り感を期待していたのだが、これはきっとレトルトかな。。
白馬岳〜唐松岳縦走記その1

小屋泊まりのカップルやフランス人達と山の話しをちょっとして後はテントに移動して一人楽しみますかと。
かなりガスが濃くなってきていたが、まさかこれから始まる壮絶なまでの戦いがすぐそこに忍びよっていたとはこの時知る由もなかったのだ。

白馬岳〜唐松岳縦走記その1

多分つづく。



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この記事へのコメント
こんばんわm(__)m
メガ久し振りに見ました!
いいっすね(^^ゞ

かなりガスも出てるし・・・・・・
次回アップの戦いが楽しみです(^_-)-☆
Posted by bp-hiro at 2009年10月20日 01:13
素晴らしい景色ですね。
稜線でメガはバイヤーだったのでしょうか。
で、新しい幕としては何が届きましょう。
Posted by kimatsu at 2009年10月20日 23:05
>bp-hiroさん
こんばんわ。
さすがにそろそろメガではキツくなってきましたね。
というか、今後稜線でメガを張ることはないでしょう(笑

次回アップまで、今しばらくお待ちくださいませm(__)m
Posted by 2号 at 2009年10月20日 23:55
>kimatsuさん
結局天気が良かったのは初日だけで後は終始ガスと雨ですた。。。
新しいヤツはグレートブリテンの方に問い合わせ中なんですが
ど〜も12月に長引きそうです…
だもんですから、ちょっと浮気しそうです。
Posted by 2号 at 2009年10月20日 23:59
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