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2009年05月16日

丹沢山行記 その2

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丹沢山行記 その2


いつまで経っても取り付き点が見つからないまま、なんだかだいぶ上流の方まで来てしまった。
左右には沢お決まりの断崖絶壁ばかりで登れそうな所が見当たらない。
ようやく岩水沢への取り付き点を発見。こりゃ確かに取り付き点と書くわな、というような、始めからの岩登り。スタートからしてクサリ場。。
これはうちらには無理じゃねぇか?と。

とにかくちょっと登ってみて様子を見ようということで取り付き開始。
最初の直登を終え、まぁなんとか行けるかと判断。しかし、落ちたらやべえ。。。
さすがは破線コース。
人の入った形跡がないので浮き石や落ち葉でやたらと足を取られてしまう。
落石にナーバスになるような登りは初めてだ。

丹沢山行記 その2

写真を撮るのもちょっと体勢を維持していられるところで。
今回このコースを選んだのは、遠くでもない丹沢に登るんだからせめてコースくらいはオモシロイ方が良いという私の考えと、無性に危険マークに興奮する1号とで選んだ上級者コース。そしてわざわざ御丁寧に、下りは危険とまで書き記してある。
まったく平和を見せない岩稜の直登を繰り返しながら「急坂」「落石注意」「上級者向き」「迷」「岩稜通行注意」という山と高原地図の上の言葉が頭をよぎる。

「これが確か2時間20分続くんだよな」

1号に話しかけるでもなく、ぼそりとつぶやいた。

1時間くらい歩くと突然別の尾根に出た。これが地蔵平か?てことは右に行けば蛭には結構早く着きそうだななんて、一安心してしばし休憩。で10分くらい進むと今まで以上にキツい下りが現れた。これはどう考えても進めそうにない。
でもあれ、そういえばさっきからテープなくね?あ。これ間違ってる。ということで先ほどの休憩ポイントまで戻りその先にテープを発見、事なきを得た。しかし地図をみるとそんな分岐点は地蔵平に着くまで見当たらないというのにここは一体どこなんだという不安が押し寄せてくる。たいして読図も出来ない二人で現在地を確認する。確かにまだ1時間しか登っていないことを考えるとどうやらまだまだ先は長いらしかった。。。

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途中何度か小休止をしたり道に迷ったりしながらやっとのこと地蔵尾根に到着。実に3時間も経過してしまった。。
ここで昼食を取る事に。ちょうど平らになっていてオールウェザーブランケットを敷いてしばし昼寝を取ることに。。

丹沢山行記 その2

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!!ちょっとのつもりがガッツリ昼寝をしてしまったようだ。。しかしGWだというのに人ッこ一人いやしねぇ。さすがは破線コース。
丹沢主稜といえど、下りでこのコースを行く人は少ないのだろう。太陽がキラキラと木々の間から顔をのぞかせて、風の音しかしない最高のお昼寝を満喫して、いざ蛭ヶ岳へ。

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やはり整備された登山道は何も考えなくて良い。初めて周りの景色に目を向ける余裕が。でもやっぱり原生林はいいというか、あまり階段とかは登りたくはない。てことで蛭ヶ岳山頂到着。ここで念願のパンカーイ。
丹沢山行記 その2

丹沢山行記 その2

いやぁ、やはり見晴らしがよい。写真はiphoneのため暗くなってしまったが…富士山が目の前にドカン。
きっとあの辺では今頃先発隊の皆様が「御鶏様」とやらを楽しんでいるんだろうかなどと、思いをはせながら。。。

まだまだ続きますorz





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この記事へのコメント
見事なチーム遭難予備軍ぶりでいらっしゃいまして。

いまるぷさんの本を鳥さんからお早く!
Posted by kimatsu at 2009年05月18日 18:17
>kimatsuさん

お恥ずかしい限りでございます。
鳥さんには早く又貸しの又貸しという負のスパイラルに突入していただきたいですね。
これで、何本ファミコンのソフトを無くした事か。
Posted by 2号(上城山岳隊) at 2009年05月18日 22:36
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